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連邦労働基準法:Exempt分類の条件を満たす給与水準の引き上げ

by | Sep 25, 2024 | Articles

ハワイ州・カリフォルニア州弁護士 大石希梨子

September 25, 2024

連邦労働基準法の下で、週40時間以上勤務した時間に対するオーバータイム手当の支払いからの免除に該当する「Exempt」分類の従業員には、いくつかの必須条件があります。その一つである最低給与水準が今年と来年の二度に分けて、引き上げられます。

  • 2024年7月1日には、年間$43,888(月々$3,658、週当たり$844)に引き上げられました。
  • 2025年1月1日には、年間$58,656(月々$4,888、週当たり$1,128)に引き上げられます。

現在、給与額が上記の水準を満たしていない場合は、上記規定の有効日付けでNon-exemptの分類に切り替えて、オーバータイム手当(時間給の1.5倍)を支払い始める、もしくは、給与額を上記の水準以上に引き上げる、という選択肢があります。

もちろん、Exempt分類の他の条件も満たさなければなりません。今一度、「マネージャー」級のExempt従業員の給与額の見直しをされることをお勧めいたします。

 

September 2024

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